歴史はきっと面白い  書いた人:力造
 皆さんこんにちは。
 筋肉痛で苦しむ男、力造でございます。
 
 でもんぱ新サプリメント『鬼御魂』が発売されました。
 デモンパラサイトで現代伝奇を楽しむサプリメントでありながら、それ単体でも遊ぶことができるスタンドアローン……いわば『サプリメント・ルールブック』です!(まんまです。はい)
 というわけで、今回は『鬼御魂』を遊ぶためのシナリオアイデアの出し方についてお話させていただきます。
 シナリオ、それはTRPGを遊ぶ上で、もっとも重要でコストのかかる問題の一つ。
 最近、仕事以外でシナリオを作ることが少くなり、もっぱら公式シナリオを使うオレがいるわけですが……。
 シナリオを作成する上での負担は、アイデアを出すってことに終始するとオレは考えます。
 ならばアイデアの元になるものがあれば、シナリオを作るのも楽なのではないかと考えるわけです。
 その点で考えると、『鬼御魂』は伝奇モノというジャンル上、シナリオを作るためのフックが伝承や神話の中にあり、アイデア出しが比較的容易なのではないでしょうか?
 かつて実在した英雄のお話。
 伝承に残される神器や怪異。
 歴史上に登場するそれらの存在に「if(もしも)」を投げかけ、皆さんの想像力でアレンジして、オリジナルのシナリオにしてみましょう。
 例えば……
・桃山時代、豊臣秀吉によって陰陽師狩りが行われたらしい
・安土桃山の頃に宣教師によってヨーロッパから運ばれてきた共生武装『聖杯』
・水戸光圀は〈覚醒者〉で、各地で人の生き血を啜って悪事を働く悪徳商人&悪代官〈荒神憑き〉を倒す旅をしていた
 まだまだ枚挙に暇がありませんが、歴史をベースにすると、ほいほいアイデアがわいてくるのが不思議。
 もしも「歴史とかわからないなあ」と思う方は、これを機会に歴史小説なんかを読んでみるのはいかが?
 小説も読める上にアイデアを閃くかもで、一石二鳥ですよ(笑)。
 歴史は面白いです。
 そして、それらをモチーフにしたシナリオも、きっと面白いです。
 皆さん是非とも『鬼御魂』のシナリオ作りに挑戦してみてくださいね!
