グループSNEのオリジナルTRPG「デモンパラサイト」、そして新作「パラサイトブラッド」についてのあれこれ。
CATEGORY:パラサイトブラッド
2010年11月04日 (Thu)
今回の話題は「共生武装」。
共生武装とは、“悪魔憑き”だけが扱える、“生きている武装”のことだ。
通常の悪魔寄生体が体内に寄生するのに対し、この共生武装は体外に寄生するのが特徴で、さまざまな種類が存在している。
大きく分けて、「武器」「防具」「装身具」「乗り物」の4種類に分類され、2個まで身につけることができる。
ただし、同じカテゴリのものは1つしか寄生させられない点に注意が必要だ。
この共生武装も、デモンパラサイト時代から存在したルール。
でもやっぱり、いくつか変更された部分があるので、紹介してみよう。
まず、入手方法。
以前はミッションの報酬や特別なシナリオをクリアすることで得られるという、GM任せな仕様だった。
そのせいで「GMが共生武装を出してくれないので、使えない」という意見もチラホラと聞いたことがある。
ところが今回は、必要な“経験魔結晶”を所属する組織に支払えば、基本的に手に入れることができるようになったのだ!
もちろんGMが「やだやだやだい!」と断った場合は別だけども……
この点、悪魔寄生体に関してもっとも精通している組織である〈セラフィム〉は、どんな共生武装でも入手できる。〈DUST〉とフリーランスは、それぞれ入手できる共生武装の上限が決まっている点が特徴だ。
……今回の上級ルールブックでは、〈DUST〉と〈セラフィム〉の差はさほど顕著じゃないけど、そこは今後のサプリメントに期待していただくとして(苦笑)。
また以前との変更点として、共生武装を同化する(身につける)ために必要だったコストも不要になったぞ。
加えて、共生武装を起動するときに必要だった【エナジー】3点も廃止された。かなり使い勝手がよくなったと言えるんじゃないだろうか。
共生武装を同化させた“悪魔憑き”は、さらに強く、より個性的になっていくはず。
ぜひ経験魔結晶を貯めて、好みの共生武装を手に入れよう!
共生武装とは、“悪魔憑き”だけが扱える、“生きている武装”のことだ。
通常の悪魔寄生体が体内に寄生するのに対し、この共生武装は体外に寄生するのが特徴で、さまざまな種類が存在している。
大きく分けて、「武器」「防具」「装身具」「乗り物」の4種類に分類され、2個まで身につけることができる。
ただし、同じカテゴリのものは1つしか寄生させられない点に注意が必要だ。
この共生武装も、デモンパラサイト時代から存在したルール。
でもやっぱり、いくつか変更された部分があるので、紹介してみよう。
まず、入手方法。
以前はミッションの報酬や特別なシナリオをクリアすることで得られるという、GM任せな仕様だった。
そのせいで「GMが共生武装を出してくれないので、使えない」という意見もチラホラと聞いたことがある。
ところが今回は、必要な“経験魔結晶”を所属する組織に支払えば、基本的に手に入れることができるようになったのだ!
もちろんGMが「やだやだやだい!」と断った場合は別だけども……
この点、悪魔寄生体に関してもっとも精通している組織である〈セラフィム〉は、どんな共生武装でも入手できる。〈DUST〉とフリーランスは、それぞれ入手できる共生武装の上限が決まっている点が特徴だ。
……今回の上級ルールブックでは、〈DUST〉と〈セラフィム〉の差はさほど顕著じゃないけど、そこは今後のサプリメントに期待していただくとして(苦笑)。
また以前との変更点として、共生武装を同化する(身につける)ために必要だったコストも不要になったぞ。
加えて、共生武装を起動するときに必要だった【エナジー】3点も廃止された。かなり使い勝手がよくなったと言えるんじゃないだろうか。
共生武装を同化させた“悪魔憑き”は、さらに強く、より個性的になっていくはず。
ぜひ経験魔結晶を貯めて、好みの共生武装を手に入れよう!
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CATEGORY:パラサイトブラッド
2010年11月03日 (Wed)
ちょっと間の抜けた話ではありますが、ようやく北沢も「上級ルールブック」の製品版をゲットしました!
ヒャッホウ!
……えー、まあ出版の世界というのはいろいろありまして、見本が発売と同時に届くということもザラにはあるんです。で、今回は発売日が週末だったので、輸送やらなんやらの事情により、僕の手元に届いたのが月曜日だったというオチ(笑)。
改めて製本されたものを見ると、実に感慨深い!
しかも、イラストも想定もレイアウトもデザインも、本当に美しい!
アークライト編集部の皆さん、イラストレーターの皆さん、本当にありがとうございます!
もう表紙を見るだけで興奮度アップ! ページをめくるたびにやる気度アップですよ!
……えー、まあ、もちろん出版前にゲラという本とほぼ同じレイアウトの原稿をチェックはしてるんですが(笑)。なのでどんな本ができあがるかは、当然理解していたんですよ?
でもやっぱり、プリントアウトした紙やディスプレイ上で見たものとは違うんです。やっぱ手で持ってめくれるっていうのは、ちょっとした快感ですね。紙媒体万歳(笑)。
さて、というわけで、今回も引き続き、上級ルールブックの話題です。
というか、今回もマルチパラサイトについてですが(笑)。
2つの悪魔寄生体を同時に扱えるという、マルチパラサイトのルール。
ですがこれ、同じ悪魔寄生体を2つ入れることもできます。
セルティス=セルティスとか、カラドボルグ=カラドボルグとか。
そこにどんなメリットがあるかというと、成長経路を2種類選べるというもの。
普通なら「肉弾特化に進化しようか、それとも射撃もできる方向へ伸ばそうか」といった選択をしなければならないわけですが、「じゃあ、どっちも!」と言えるということです。
より純粋で、かつ幅広い能力を持つ“悪魔憑き”になれるわけですね。
しかし同じ悪魔寄生体だと、どうしても1LVの特殊能力4つと、最終能力はかぶってしまいます。
なんだかずいぶんと損した気分になるのも事実。
ですが、『パラサイトブラッド 上級ルールブック』では、この場合、コストを変更できるようになりました。
必要なコストが「【衝動】1」だった場合、「【エナジー】5」に、といった具合です。
一見すると、さほどメリットがないように感じますが、追加【エナジー】がどんどん増えていく、5LV以降の高レベル帯では【衝動】1点と【エナジー】5点の価値は大きく変わってきます。
しかも、【衝動】の回復は1日に最大2回(食事1回、睡眠1回)ですが、【エナジー】の回復は食事さえあれば何度でもできる!
【エナジー】回復能力をたくさん持つモリオンなんかは、「モリオン=モリオン」に向いていると言えるでしょうね。最初から【エナジー】が多いヴォージェなんかも、悪くないかも。
ぜひいろんな組み合わせを、考えてみてくださいね!
CATEGORY:パラサイトブラッド
2010年11月01日 (Mon)
さて、今回は上級ルールブックの中でも目玉中の目玉、マルチパラサイトについて説明してみよう。
“悪魔憑き”たちは、当然体内に悪魔寄生体を宿している。そのことによって、さまざまな特殊能力を得ているわけだ。
このマルチパラサイトとは、そんな悪魔寄生体がもうひとつ、体内に宿ってしまうというすごい効果なのだ!
つまり、炎を操るクレイモアと、氷の盾を作り出すブリガンダイン、その双方の能力を使うことができたり、セルティスで肉弾戦をしつつ、カラドボルグの電撃を放ったりできるようになるってこと。
これでもう、一気にキャラクターのバリエーションが増加して、選ぶ楽しみも倍増するってもんだ。
ただし、マルチパラサイトを選ぶと、コンビネーションが使えなくなってしまう点には注意しよう。肉弾戦が得意な“悪魔憑き”は、コンビネーションのほうが相性がいいこともあるからね。
で、このマルチパラサイトだが、取得するのは難しくない。
4LVになればいいのだ。
旧デモンパラサイトでは、新しく悪魔寄生体を手に入れてくる必要があり、これをGMが許可してくれないとかシナリオの状況的に不自然なので導入できないことがあるとか、あったけれども。
『パラサイトブラッド』では、4LVになった段階でマルチパラサイトを選べば、体内に新たに悪魔寄生体が発現するという扱いになったので、遠慮なく好きな悪魔寄生体をもうひとつ選択してみよう。
もちろんメインとサブで相性の善し悪しがあるから、よく考えてから選びたいね。
でもやっぱり、マルチパラサイトすれば特殊能力の数もとても増えて、ゲーム中にできることがぐっと拡張されることを考えると、プレイヤーとしては嬉しい限り。
いろんな組み合わせを考えて、どんどん活躍の場を広げていこう!
ただし、サブの悪魔寄生体の特殊能力は、コストに「エナジー3」が追加されてしまうことに注意。
そんな中、常時発動している能力にはコストがないので、常時能力を数多く持っている悪魔寄生体はサブに最適だ。新悪魔寄生体「ザグナル」は常備能力が多いので、サブ向きとも言えるね。
そしてなんと言っても、最終能力が2種類から選んで使える点もすごい。
1戦闘中1回しか使用できない制限は同じだから、両方は使えないけれど、上手に使えば無敵の超人になれるかもしれないぞ!?
“悪魔憑き”たちは、当然体内に悪魔寄生体を宿している。そのことによって、さまざまな特殊能力を得ているわけだ。
このマルチパラサイトとは、そんな悪魔寄生体がもうひとつ、体内に宿ってしまうというすごい効果なのだ!
つまり、炎を操るクレイモアと、氷の盾を作り出すブリガンダイン、その双方の能力を使うことができたり、セルティスで肉弾戦をしつつ、カラドボルグの電撃を放ったりできるようになるってこと。
これでもう、一気にキャラクターのバリエーションが増加して、選ぶ楽しみも倍増するってもんだ。
ただし、マルチパラサイトを選ぶと、コンビネーションが使えなくなってしまう点には注意しよう。肉弾戦が得意な“悪魔憑き”は、コンビネーションのほうが相性がいいこともあるからね。
で、このマルチパラサイトだが、取得するのは難しくない。
4LVになればいいのだ。
旧デモンパラサイトでは、新しく悪魔寄生体を手に入れてくる必要があり、これをGMが許可してくれないとかシナリオの状況的に不自然なので導入できないことがあるとか、あったけれども。
『パラサイトブラッド』では、4LVになった段階でマルチパラサイトを選べば、体内に新たに悪魔寄生体が発現するという扱いになったので、遠慮なく好きな悪魔寄生体をもうひとつ選択してみよう。
もちろんメインとサブで相性の善し悪しがあるから、よく考えてから選びたいね。
でもやっぱり、マルチパラサイトすれば特殊能力の数もとても増えて、ゲーム中にできることがぐっと拡張されることを考えると、プレイヤーとしては嬉しい限り。
いろんな組み合わせを考えて、どんどん活躍の場を広げていこう!
ただし、サブの悪魔寄生体の特殊能力は、コストに「エナジー3」が追加されてしまうことに注意。
そんな中、常時発動している能力にはコストがないので、常時能力を数多く持っている悪魔寄生体はサブに最適だ。新悪魔寄生体「ザグナル」は常備能力が多いので、サブ向きとも言えるね。
そしてなんと言っても、最終能力が2種類から選んで使える点もすごい。
1戦闘中1回しか使用できない制限は同じだから、両方は使えないけれど、上手に使えば無敵の超人になれるかもしれないぞ!?
CATEGORY:パラサイトブラッド
2010年10月31日 (Sun)
北沢です。すっかりご無沙汰してしまって申し訳ない限りです。
本当は『上級ルールブック』発売のカウントダウン更新をしようと思っていたのに! 思っていたのに!
バタバタしているうちに発売されてしまいましたよ……orz
しかしそんなことで落ち込んでいてもしょうがない!
ということで、まだ手にしていない方々のためにも、いろいろと『上級ルールブック』について紹介していこうと思います。
この『上級ルールブック』の目玉は、大きく分けて5つあります。
1つ目。7レベル以降のデータが完全網羅!
2つ目。「ファランクス」と「ショーテル」が追加され、新規悪魔寄生体「ザグナル」が登場!
3つ目。マルチパラサイト、新たな「高位の特殊能力」、共生武装、スロットルールなどの追加ルール!
4つ目。ドミニオンがついにエネミーデータとして登場!
5つ目。生命の樹の力、「シードエフェクト」も掲載!
もうね、すこぶる盛り込みまくりですよ!
旧デモンパラサイトの上級ルールブックより、ページ数も20%増量してますが、それでもページが足りなくて取捨選択や圧縮に四苦八苦しました。
それだけに、選りすぐられた濃密なデータが満載です。
詳しい内容に関しては、もう書店で確かめられるようになっちゃいましたが……それでも順次、ここでも紹介していきたいと思います。
『パラサイトブラッド』の究極バトル、ついに開幕です!
本当は『上級ルールブック』発売のカウントダウン更新をしようと思っていたのに! 思っていたのに!
バタバタしているうちに発売されてしまいましたよ……orz
しかしそんなことで落ち込んでいてもしょうがない!
ということで、まだ手にしていない方々のためにも、いろいろと『上級ルールブック』について紹介していこうと思います。
この『上級ルールブック』の目玉は、大きく分けて5つあります。
1つ目。7レベル以降のデータが完全網羅!
2つ目。「ファランクス」と「ショーテル」が追加され、新規悪魔寄生体「ザグナル」が登場!
3つ目。マルチパラサイト、新たな「高位の特殊能力」、共生武装、スロットルールなどの追加ルール!
4つ目。ドミニオンがついにエネミーデータとして登場!
5つ目。生命の樹の力、「シードエフェクト」も掲載!
もうね、すこぶる盛り込みまくりですよ!
旧デモンパラサイトの上級ルールブックより、ページ数も20%増量してますが、それでもページが足りなくて取捨選択や圧縮に四苦八苦しました。
それだけに、選りすぐられた濃密なデータが満載です。
詳しい内容に関しては、もう書店で確かめられるようになっちゃいましたが……それでも順次、ここでも紹介していきたいと思います。
『パラサイトブラッド』の究極バトル、ついに開幕です!
CATEGORY:パラサイトブラッド
2010年09月01日 (Wed)
ついに今週末から、JGC2010が始まりますね!
今年のライブRPGは、『パラサイトブラッド』が担当を務めます。
ライブRPGというのは、100人の参加者で、ひとつのゲームを共有し、かつ同時にいろんな事件へ挑戦するという大規模な遊び。
もうね、JGC内でも最大規模のイベントなわけだから、準備とか大変なわけですよ。
いろいろトラブルが起きないように注意したり、ルールや世界観を知らない人にもなるべく簡単に楽しんでもらえるよう工夫したり。
なので、『パラサイトブラッド』のライブRPGとは言っても、ルールはずいぶん簡略化されています。元通りのルールで100人相手なんて、考えただけでもさばけない!(笑)
でも特徴となる振り直しシステムやヒーロースタンス、レベルアップ方式などは極力原形を残して採用しています。もちろん、簡略化がされていたり、ライブRPG用にアレンジされていたりはしますけれど。
でもね、準備で最終的に一番苦労するのは、備品を用意すること!
そりゃもう、コピーコピーの嵐に、それをカードやチットにするためのカッティング作業!
さらにはそれらをシャッフルしたり、仕分けしたり、穴開けたりクリップで留めたりマジックで色塗ったりもうやることは山盛りです!
仕分けする前にシャッフルして、なぜか通し番号順に並べ直すなんてセルフ罰ゲームも楽しんだり。
今年は準備の追い込みの日と締め切りが2本重なって、30時間ぐらいぶっ続けで働くハメに(笑)。
均等に2つの山にカードを分けていく作業をしていたはずなのに、気がつけば山が4つ出来てたりね。ははは。寝ないと脳は誤作動を起こすんだぜ☆
そんなこんなで、ライブRPGをやるたんびに、「もう2度とやるもんかー!」と悲鳴をあげるものの、お客さんの「楽しかった!」という言葉と笑顔をもらうと、「次はもっとおもしろいものしないとな……」とよからぬことを考えてしまうわけで……(笑)。
果たして今年のライブRPGはお客さんを満足させられるのか!?
あとは当日にならないとわからない。ああ怖い。
……そんなわけで、ブログ更新が滞っていました。
言い訳になるかな?(汗)
今年のライブRPGは、『パラサイトブラッド』が担当を務めます。
ライブRPGというのは、100人の参加者で、ひとつのゲームを共有し、かつ同時にいろんな事件へ挑戦するという大規模な遊び。
もうね、JGC内でも最大規模のイベントなわけだから、準備とか大変なわけですよ。
いろいろトラブルが起きないように注意したり、ルールや世界観を知らない人にもなるべく簡単に楽しんでもらえるよう工夫したり。
なので、『パラサイトブラッド』のライブRPGとは言っても、ルールはずいぶん簡略化されています。元通りのルールで100人相手なんて、考えただけでもさばけない!(笑)
でも特徴となる振り直しシステムやヒーロースタンス、レベルアップ方式などは極力原形を残して採用しています。もちろん、簡略化がされていたり、ライブRPG用にアレンジされていたりはしますけれど。
でもね、準備で最終的に一番苦労するのは、備品を用意すること!
そりゃもう、コピーコピーの嵐に、それをカードやチットにするためのカッティング作業!
さらにはそれらをシャッフルしたり、仕分けしたり、穴開けたりクリップで留めたりマジックで色塗ったりもうやることは山盛りです!
仕分けする前にシャッフルして、なぜか通し番号順に並べ直すなんてセルフ罰ゲームも楽しんだり。
今年は準備の追い込みの日と締め切りが2本重なって、30時間ぐらいぶっ続けで働くハメに(笑)。
均等に2つの山にカードを分けていく作業をしていたはずなのに、気がつけば山が4つ出来てたりね。ははは。寝ないと脳は誤作動を起こすんだぜ☆
そんなこんなで、ライブRPGをやるたんびに、「もう2度とやるもんかー!」と悲鳴をあげるものの、お客さんの「楽しかった!」という言葉と笑顔をもらうと、「次はもっとおもしろいものしないとな……」とよからぬことを考えてしまうわけで……(笑)。
果たして今年のライブRPGはお客さんを満足させられるのか!?
あとは当日にならないとわからない。ああ怖い。
……そんなわけで、ブログ更新が滞っていました。
言い訳になるかな?(汗)