グループSNEのオリジナルTRPG「デモンパラサイト」、そして新作「パラサイトブラッド」についてのあれこれ。
CATEGORY:パラサイトブラッド
2010年07月13日 (Tue)
さて、前回の続き。
……を書く前に、説明しておいたほうがいい情報があることに気がついた。
ブログ更新は計画的に。
本当に申し訳ない。
で、説明しておいた方がいい情報とは。
それは、世界観にまつわる情報です。
『パラサイトブラッド』における、5年前。『デモンパラサイト』で言うと、「ディアボロス・エボリューション」のほぼ直後ぐらい。
とても重要な事件が起きています。
それは、世界同時群発地震。
別名、“覚醒の日(ザ・デイ・オブ・ジ・アウェイクン)”です。
地震多発国である日本はもちろん、世界中の各地でほぼ同時に地震が起きるという怪現象。
そのせいで、この日は「地球が揺れた日」とも呼ばれています。
しかし揺れそのものは強いところでも震度3程度。被害もそう大きくはなりませんでした。
ですが、この日を境に大きく変容したものがあります。
それは、“悪魔憑き”。
多くの悪魔寄生体が、この地震を境に変容。また、新たに覚醒する“悪魔憑き”の数が増えたのです。
……と、世界観的に記述すると大変な出来事のようですが。
いやまあ、もちろん大変なんですが(笑)。
ぶっちゃけると……この日を境に、“悪魔憑き”のデータが一新されたということです!
もちろん、“ザ・デイ・オブ・ジ・アウェイクン”略して“ザ・デイ”の影響を受けなかった“悪魔憑き”もいます。
なので旧来よりのユーザーの方ならば、『デモンパラサイト』ルールブックに掲載されている「旧クレイモア」と『パラサイトブラッド』に掲載されている「新クレイモア」それぞれをゲームに登場させる、なんて遊び方も可能なのです。
なにせ、基本的なルールは変わってませんから。
まあ、多少はコンバート作業も必要な部分はありますがー(^^;)。
それにもちろん、旧ルールに存在した“悪魔憑き”たちも、データはほぼすべて見直されているので、場合によってはすっかり見違えていることもあります。
『デモンパラサイト』からのファンの人は、ぜひ“ザ・デイ”による“悪魔憑き”たちの変化も楽しんでみてください。
そしてこの“ザ・デイ”の影響は、ドミニオンたちにも関わってきています。
1回余分に記事を挟むことになりましたが、そのあたり次回に語っていきたいと思います。
ではまた次回!
……を書く前に、説明しておいたほうがいい情報があることに気がついた。
ブログ更新は計画的に。
本当に申し訳ない。
で、説明しておいた方がいい情報とは。
それは、世界観にまつわる情報です。
『パラサイトブラッド』における、5年前。『デモンパラサイト』で言うと、「ディアボロス・エボリューション」のほぼ直後ぐらい。
とても重要な事件が起きています。
それは、世界同時群発地震。
別名、“覚醒の日(ザ・デイ・オブ・ジ・アウェイクン)”です。
地震多発国である日本はもちろん、世界中の各地でほぼ同時に地震が起きるという怪現象。
そのせいで、この日は「地球が揺れた日」とも呼ばれています。
しかし揺れそのものは強いところでも震度3程度。被害もそう大きくはなりませんでした。
ですが、この日を境に大きく変容したものがあります。
それは、“悪魔憑き”。
多くの悪魔寄生体が、この地震を境に変容。また、新たに覚醒する“悪魔憑き”の数が増えたのです。
……と、世界観的に記述すると大変な出来事のようですが。
いやまあ、もちろん大変なんですが(笑)。
ぶっちゃけると……この日を境に、“悪魔憑き”のデータが一新されたということです!
もちろん、“ザ・デイ・オブ・ジ・アウェイクン”略して“ザ・デイ”の影響を受けなかった“悪魔憑き”もいます。
なので旧来よりのユーザーの方ならば、『デモンパラサイト』ルールブックに掲載されている「旧クレイモア」と『パラサイトブラッド』に掲載されている「新クレイモア」それぞれをゲームに登場させる、なんて遊び方も可能なのです。
なにせ、基本的なルールは変わってませんから。
まあ、多少はコンバート作業も必要な部分はありますがー(^^;)。
それにもちろん、旧ルールに存在した“悪魔憑き”たちも、データはほぼすべて見直されているので、場合によってはすっかり見違えていることもあります。
『デモンパラサイト』からのファンの人は、ぜひ“ザ・デイ”による“悪魔憑き”たちの変化も楽しんでみてください。
そしてこの“ザ・デイ”の影響は、ドミニオンたちにも関わってきています。
1回余分に記事を挟むことになりましたが、そのあたり次回に語っていきたいと思います。
ではまた次回!
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CATEGORY:パラサイトブラッド
2010年07月11日 (Sun)
いよいよ発売まで1週間と迫りました。
ドキドキするなぁ~。
さて、今回は新たな敵、〈ドミニオン〉について軽く触れていこうと思います。
〈ドミニオン〉は、主にヨーロッパを中心に活動していた秘密結社。
組織と同名の強力な悪魔寄生体を宿した幹部たちが、部下を使っていろいろ陰謀を巡らしています。
彼らの目的は、なんと「世界征服」。
冗談みたいな話だが、本当なのだ。
そして彼らは「世界平和のため」「大いなる秩序のため」あるいは「私利私欲のため」ではなく、「ゲームとして」世界征服を目指しているのだ。
〈ドミニオン〉は現在リーダー不在であり、幹部たちは新たなリーダーを決めるべくゲームを開始した。
その目的が、世界征服というわけだ。
ドミニオンたちは、スレイブと呼ばれる戦闘員を生み出す能力を持っている。
これによって人間を文字通り奴隷にして、自分の野望のために働かせる。恐ろしいのは、“悪魔憑き”でさえスレイブにされてしまうことがあるということだ。
さらに、レギオンと呼ばれるスレイブを束ねるより強力な存在も生み出せる。
つまり、ひとりのドミニオンが数人のレギオンを支配し、そのレギオンが数人から十数人のスレイブを束ねているわけである。
スレイブたちは人知れず人間社会の中に蔓延しつつあり、ドミニオンやレギオンたちは世界を手中に収めるべく暗躍している。
悪魔事件対策機関である〈DUST〉としては、断固としてこれを阻止殲滅しなければならないというわけだ。
そんな陰謀大好きな〈ドミニオン〉たちにとっても、いくつか悩みの種はある。
それについては、また次回解説しよう!
ドキドキするなぁ~。
さて、今回は新たな敵、〈ドミニオン〉について軽く触れていこうと思います。
〈ドミニオン〉は、主にヨーロッパを中心に活動していた秘密結社。
組織と同名の強力な悪魔寄生体を宿した幹部たちが、部下を使っていろいろ陰謀を巡らしています。
彼らの目的は、なんと「世界征服」。
冗談みたいな話だが、本当なのだ。
そして彼らは「世界平和のため」「大いなる秩序のため」あるいは「私利私欲のため」ではなく、「ゲームとして」世界征服を目指しているのだ。
〈ドミニオン〉は現在リーダー不在であり、幹部たちは新たなリーダーを決めるべくゲームを開始した。
その目的が、世界征服というわけだ。
ドミニオンたちは、スレイブと呼ばれる戦闘員を生み出す能力を持っている。
これによって人間を文字通り奴隷にして、自分の野望のために働かせる。恐ろしいのは、“悪魔憑き”でさえスレイブにされてしまうことがあるということだ。
さらに、レギオンと呼ばれるスレイブを束ねるより強力な存在も生み出せる。
つまり、ひとりのドミニオンが数人のレギオンを支配し、そのレギオンが数人から十数人のスレイブを束ねているわけである。
スレイブたちは人知れず人間社会の中に蔓延しつつあり、ドミニオンやレギオンたちは世界を手中に収めるべく暗躍している。
悪魔事件対策機関である〈DUST〉としては、断固としてこれを阻止殲滅しなければならないというわけだ。
そんな陰謀大好きな〈ドミニオン〉たちにとっても、いくつか悩みの種はある。
それについては、また次回解説しよう!
CATEGORY:パラサイトブラッド
2010年07月09日 (Fri)
CATEGORY:パラサイトブラッド
2010年07月06日 (Tue)
先日、ふとしたときに言われたことなのですが。
「今回は変身しても全裸にならないそうですね! 全裸にならない、スタイリッシュでクールなデモンパラサイトなんて、デモンパラサイトじゃないです!」
……どこからそんな情報が出たんだろう……?
まず、『デモンパラサイト』を知らない人のために簡単に説明すると、“悪魔憑き”の中には変身すると体格が大きくなるため、服が破れてしまうものがいます。炎の魔神クレイモアとか、獣人ヴォージェとか。
で、ぶっちゃけると。
『パラサイトブラッド』にもクレイモアとヴォージェがいます。
もちろん、変身すると服は全損します!
ただ、今回の『パラサイトブラッド』では、“悪魔憑き”の外見を決める際に、「破損なし」「一部破損」「全損」の中から選べるようになっていまして。クレイモアやヴォージェの外見の中にも、「一部破損」などが含まれています。
つまり、変身しても「全損」しないクレイモアとかも選択できるのです。
これで「女性プレイヤーを『パラサイトブラッド』に誘ったら、セクハラだと思われるじゃないか!」というご意見も、もう来なくなるでしょう(笑)。
ちなみにあちこちで女性のプレイヤーさんに「『デモンパラサイト』や『パラサイトブラッド』に誘われたら、セクハラだと思いますか?」と聞いたら、「キャラが全裸になるぐらいで、別にセクハラとは思いませんが」という意見しか返ってこなかった。
どうやら紳士な男性ゲーマー諸君の考えすぎだったようだ。ハッハッハ。
まあ、どちらにせよ、『パラサイトブラッド』はどの“悪魔憑き”を選んでも、「全裸」を避けられるようになったのは事実。
この上「全損」を選ぶならば、それはもう好きでやってるってこと!
「やっぱ“悪魔憑き”は全裸だぜ!」という漢な魂の方は、遠慮なくばーんっといっちゃいましょう!
ちなみにカラドボルグやモリオンにも、「一部破損」が含まれているので、よかったらそちらもどうそ(笑)。
で、スタイリッシュでクールなのかって?
それはまあ、GMとプレイヤーが相談して決めればいいんじゃないでしょうか(笑)。
「今回は変身しても全裸にならないそうですね! 全裸にならない、スタイリッシュでクールなデモンパラサイトなんて、デモンパラサイトじゃないです!」
……どこからそんな情報が出たんだろう……?
まず、『デモンパラサイト』を知らない人のために簡単に説明すると、“悪魔憑き”の中には変身すると体格が大きくなるため、服が破れてしまうものがいます。炎の魔神クレイモアとか、獣人ヴォージェとか。
で、ぶっちゃけると。
『パラサイトブラッド』にもクレイモアとヴォージェがいます。
もちろん、変身すると服は全損します!
ただ、今回の『パラサイトブラッド』では、“悪魔憑き”の外見を決める際に、「破損なし」「一部破損」「全損」の中から選べるようになっていまして。クレイモアやヴォージェの外見の中にも、「一部破損」などが含まれています。
つまり、変身しても「全損」しないクレイモアとかも選択できるのです。
これで「女性プレイヤーを『パラサイトブラッド』に誘ったら、セクハラだと思われるじゃないか!」というご意見も、もう来なくなるでしょう(笑)。
ちなみにあちこちで女性のプレイヤーさんに「『デモンパラサイト』や『パラサイトブラッド』に誘われたら、セクハラだと思いますか?」と聞いたら、「キャラが全裸になるぐらいで、別にセクハラとは思いませんが」という意見しか返ってこなかった。
どうやら紳士な男性ゲーマー諸君の考えすぎだったようだ。ハッハッハ。
まあ、どちらにせよ、『パラサイトブラッド』はどの“悪魔憑き”を選んでも、「全裸」を避けられるようになったのは事実。
この上「全損」を選ぶならば、それはもう好きでやってるってこと!
「やっぱ“悪魔憑き”は全裸だぜ!」という漢な魂の方は、遠慮なくばーんっといっちゃいましょう!
ちなみにカラドボルグやモリオンにも、「一部破損」が含まれているので、よかったらそちらもどうそ(笑)。
で、スタイリッシュでクールなのかって?
それはまあ、GMとプレイヤーが相談して決めればいいんじゃないでしょうか(笑)。
CATEGORY:パラサイトブラッド
2010年07月05日 (Mon)
ブラッドリンクに続いて、今回はもうひとつの新システム、「ヒーロースタンス」について紹介します。
新システム、と言っても、どちらかというとロールプレイ支援が主眼だったりするんですが(笑)。
変身ヒーローものということで、プレイするキャラクターのヒーロー傾向を決めて、どのようにプレイするかを明確化するというのが本来の意図です。
ただ、それだけだと単なるフレーバー。なので、5種類あるヒーロースタンスには、それぞれ1シナリオに1回だけ使える能力が設定されています。
では、5種類のヒーロースタンスとその能力を紹介してみましょう。
◎トゥルーヒーロー
真のヒーロー。弱きを助け、強きをくじく。まさにヒーローの中のヒーローです。
その能力は、「【衝動】による副作用を、任意のものに変更する」というもの。
ピンチをチャンスに変える――これこそ真のヒーローにふさわしい資質です。
◎イモータルヒーロー
不死身のヒーロー。倒れても再び立ち上がる、不屈のヒーローです。
その能力は、「一度【エナジー】が0以下になっても、即座に立ち上がる」というもの。
易々とは敵に屈しない――これもまた、ヒーローの重要な資質です。
◎ガーディアンヒーロー
鉄壁のヒーロー。仲間のピンチに颯爽とその身を盾とし、敵の攻撃を食い止めます。
その能力は、「仲間の代わりにダメージを受ける」というもの。
身を呈して仲間を救う――まさにヒーローの真骨頂です。
◎クレバーヒーロー
冷静なるヒーロー。どんなに困難な状況も、冷静に切り抜けるクールなヒーローです。
その能力は、「ファンブルをなかったことにする」というもの。
ここぞというときにミスをしない――クールに決めるのも、ヒーローの見せ場です。
◎ダークヒーロー
容赦なき闇のヒーロー。敵対するものは、容赦なく排除するヒーローです。
その能力は、「ダメージを与えた後、敵の残り【エナジー】が10以下なら即座に0にする」という恐ろしいもの。
倒すべき敵を仕損じない――まさしく鬼神のごときヒーローです。
ぜひ自分なりのヒーロー像を演出して、かっこよく〈ヴィシャス〉をぶちのめしてくださいね!
新システム、と言っても、どちらかというとロールプレイ支援が主眼だったりするんですが(笑)。
変身ヒーローものということで、プレイするキャラクターのヒーロー傾向を決めて、どのようにプレイするかを明確化するというのが本来の意図です。
ただ、それだけだと単なるフレーバー。なので、5種類あるヒーロースタンスには、それぞれ1シナリオに1回だけ使える能力が設定されています。
では、5種類のヒーロースタンスとその能力を紹介してみましょう。
◎トゥルーヒーロー
真のヒーロー。弱きを助け、強きをくじく。まさにヒーローの中のヒーローです。
その能力は、「【衝動】による副作用を、任意のものに変更する」というもの。
ピンチをチャンスに変える――これこそ真のヒーローにふさわしい資質です。
◎イモータルヒーロー
不死身のヒーロー。倒れても再び立ち上がる、不屈のヒーローです。
その能力は、「一度【エナジー】が0以下になっても、即座に立ち上がる」というもの。
易々とは敵に屈しない――これもまた、ヒーローの重要な資質です。
◎ガーディアンヒーロー
鉄壁のヒーロー。仲間のピンチに颯爽とその身を盾とし、敵の攻撃を食い止めます。
その能力は、「仲間の代わりにダメージを受ける」というもの。
身を呈して仲間を救う――まさにヒーローの真骨頂です。
◎クレバーヒーロー
冷静なるヒーロー。どんなに困難な状況も、冷静に切り抜けるクールなヒーローです。
その能力は、「ファンブルをなかったことにする」というもの。
ここぞというときにミスをしない――クールに決めるのも、ヒーローの見せ場です。
◎ダークヒーロー
容赦なき闇のヒーロー。敵対するものは、容赦なく排除するヒーローです。
その能力は、「ダメージを与えた後、敵の残り【エナジー】が10以下なら即座に0にする」という恐ろしいもの。
倒すべき敵を仕損じない――まさしく鬼神のごときヒーローです。
ぜひ自分なりのヒーロー像を演出して、かっこよく〈ヴィシャス〉をぶちのめしてくださいね!